お詫びの品にのしは必要?マナーとおすすめのお菓子を紹介
ビジネスやプライベートで突然やってくるお詫びのシーン。
「取引先との間でミスを起こしてしまった!」「大切な方に迷惑をかけてしまった!」など、気をつけていても何か失敗をしてしまうことはありますよね。
そんな慌ててしまう状況の中で大切なのは、まずは誠意を持ってしっかりと謝罪することです。
そしてお詫びする際に欠かせないのが「菓子折り(箱に入ったお菓子)」。
菓子折りは、「お詫びの時に”のし”をつける必要があるのか。」「どんなものを選ぶといいのかな。」など色々と迷いますよね。
今回はそんなお詫びのシーンに欠かせない菓子折りに関するマナーやおすすめを紹介します。
〜もくじ〜
■お詫びの品を選ぶポイント!
2.好みがわかるのなら、相手の好みに合わせて選ぶ。(和菓子か洋菓子かなど。)
3.好みがわからない場合は老舗のお菓子や有名なものを選ぶ。
4.謝罪する訪問先の近くにないお店を選ぶ。
5.派手ではなく、控えめなデザインのお菓子が◎
お詫びで利用する「菓子折り」の相場は5,000円〜10,000円程度が一般的。
プライベートのちょっとしたお詫びなら3,000円程度でも問題ありません。
ですがビジネスシーンや、重大な事案であれば5,000円以上のものを用意したほうがいいでしょう。
謝罪しに伺うのですから、派手なデザインのお菓子やキャラクターもの、箱に入っていない(菓子折りでない)ものはNGです。
また、訪問先の近くにあるお店で購入するのは「簡単に済ませようとしている。」という悪い印象を持たれてしまいます。
”話題のお菓子”も同様で、良かれと思って選んだつもりが「お菓子に頼っている。」という印象を与える場合があるのでやめたほうが無難でしょう。
好みがわからない場合は老舗のお菓子や有名なお菓子を選ぶといいですよ。
■のしはどうしたらいい?
お詫びの際は控えめな包装紙で包んでもらい、かけ紙はかけないのが正解。
「のし(熨斗)」は贈答品にかける「かけ紙」そのものを指して言われることもありますが、正確には「かけ紙」のことではありません。
「のし」は水引の右上に書いてある装飾のことを指し、慶事(お祝いの時)に使われるもの。
お詫びの時は利用しないので間違えないようにしましょう。
弔事(お悔やみごと)の時に使うかけ紙が必要なのか迷われる方もいますが、”お詫び”であって”お悔やみごと”ではないのでこちらも絶対に間違えないようにしましょう。
もし間違えてしまうと非常に失礼です。
■菓子折りを渡すときのマナーは?
急ぎ訪問での謝罪が必須!
トラブルが起きてしまった場合は、とにかく急ぎ謝罪が必要です。
当日か、遅くても翌日には謝罪に伺いましょう。ただ相手の都合が第一ですので、まずは電話で謝罪した上で「できれば会って直接お詫びをしたいのですが、そちらにお伺いしてもよろしいでしょうか。」と確認は必須です。
また電話する時に注意したいのが”自分の都合ばかり先に言わない”ということ。
謝罪の連絡の場合、つい焦ってしまい「◯日の◯時に伺いたいのですが・・・。」など自分の都合を言ってしまいがちです。
相手によっては「なんであなたの都合に合わせないといけないの?」と火に油を注いでしまうこともあります。
ですので相手の様子を窺いながら怒りの原因やこちらに求める対応などを確認しておきましょう。
渡す時のポイント!
菓子折りを渡す時に一番重要なのは、菓子折りはあくまでも”補助的なもの”ということを忘れないことです。
「早く謝罪を受け入れて欲しい!」という気持ちはわかりますが、焦って用意した菓子折りを先に渡そうとするのは失礼です。
まずは相手に謝罪の言葉と気持ちを伝えるのが一番。
相手が謝罪を受け入れてくれた後に「心ばかりではございますが、どうぞお納めください。」と袋から出して手渡すようにしましょう。
1度の謝罪でもし受け取ってもらえないようであれば、無理やり渡そうとするのもNG。自分で持ち帰るのがマナーです。
■お詫びにおすすめのお菓子はコレ!
定番の和菓子「とらや」
【SS】[とらや]小形羊羹20本入(746355)【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】
羊羹などの重いものは「重く受け止めています」という意味があるのでお詫びの菓子折りとして重宝されています。
とらやはパッケージも派手ではなく、重みのあるデザインなので菓子折りの定番品です。
味も上品で好きな方も多いので安心して贈ることができるお菓子です。
百貨店の上品な和菓子「源 吉兆庵」
「源 吉兆庵」は百貨店などにも多く店を構える老舗の和菓子店です。
みずみずしい季節のお菓子や、上品な和菓子が数多く販売されています。
その中でも「織部錦」は年間を通して販売されているこちらの定番菓子で人気の焼き饅頭。
中には餡といも餡、きざみ栗が入った上品な甘さのお菓子です。
京都の老舗菓子なら「京菓子處 鼓月」
京都の老舗である「京菓子處 鼓月」。
「千寿せんべい」はそのネーミングも贈答用として人気です。
波打つ形の軽やかなクッキー生地に、口どけのいいシュガークリームを合わせた和洋菓子。
年代問わず人気のお菓子でおすすめです。
小分けのカステラは「金澤烏鶏庵」
【金沢の烏骨鶏カステラ】 烏骨鶏かすていら 個包装プレーン20個セット【楽ギフ_のし】【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし宛書】10P09Jul16
カステラは、和菓子か洋菓子どちらが好みかわからない時に重宝するお菓子。
ですが一本のものは切らないといけないので、企業に渡す場合などは逆に迷惑になってしまう恐れもあります。
そんな時におすすめなのが、金沢で有名な「烏骨鶏カステラ」。
こちらは個包装の箱入りカステラが販売されているので、贈答用におすすめです。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はお詫びの際に悩む菓子折りの選び方と、のしやマナーについて紹介しました。
お詫びの際にはのしは必要ありませんので、控えめな包装紙で包んでもらうようにするといいですよ。
お店の方に相談すると、選べる場合は用途に合わせて対応してもらえるのでおすすめです。
ぜひ参考にしていただけると幸いです。
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