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出産祝いを渡す時期はいつがいい?相場やマナーについて紹介

 








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友人や兄弟、親戚など身近な人の出産はとても嬉しいものですよね。

生まれてくる赤ちゃんを想像しながら、どんなお祝いを贈ろうか色々と悩むかと思います。

「早くお祝いしたい!」と気持ちがどんどん膨らむかと思いますがお祝いする時期によってはかえって迷惑をかけてしまうことも。

そこで今回は出産祝いを渡す時期や、気になる相場やマナーなどについてまとめました。

 

出産祝い、いつ渡す?

一般的に出産祝いを贈るタイミングは、生後7日後〜生後1ヶ月とされています。

ただ出産後1週間近くはまだ母子が入院している場合も多いです。帝王切開での入院の場合は10日前後かかることもあります。

そのため出産祝いを贈る時期としては、落ち着いた時期を見計らって出産後2〜3週間後位に贈るのがいいでしょう。

 

出産前にお祝いを渡すのはあり?なし?

結論から言うと、出産前に出産祝いを贈ることはタブーです。

「早くお祝いしたい!」「落ち着いている時期に贈りたい。」という理由から、出産前にお祝いを贈りたいと考える人は少なくありません。

ですが出産前に出産祝いを贈ることは絶対にやめましょう。

なぜなら、出産は命がけだからです。母子ともに健康な状態で出産できないこともあるため、必ず出産後に母子の状態を確認してから出産祝いを贈るようにしましょう

 

覚えておきたい!出産祝いのあれこれ

■出産祝いの相場はこれくらい!

友人 3,000〜10,000円

(ママ友は1,000〜3,000円)

同僚・後輩 1,000〜5,000円
先輩・上司 5,000〜10,000円
兄弟・姉妹 10,000〜30,000円
親戚 5,000〜10,000円

あなたが学生や新社会人の場合は、無理をして大きな金額を出す必要はありません。

できる範囲内でお祝いを行って問題ないです。ママ友の場合も、お互いに大変なことがわかっているため控え目な金額を出すか、グループ数人で贈り物をすることがほとんど。また会社関係の場合は連名でまとまった金額を出すのが一般的です。

そして自分が20代か30代かでも金額が変わってきます。一般的に、自分の年齢が上がるほど出す金額が大きくなる場合が多いです。

ただ関係性や状況によって変わるため、目安として考えましょう。

地域によっても違いがありますので、迷った場合は親や親戚に確認するといいかと思います。

 

■出産祝いの「のし」について

出産祝いは“何度あっても喜ばしいこと”なので、祝儀袋や贈答品の熨斗紙には「紅白の蝶結び」の水引を選びましょう。

出産祝いの水引の本数は5本のものを用います。

丁寧な品には7本のものを利用する場合もありますが、一般的には5本のもので問題ありません。

表書きは筆書きで濃くはっきりと記入します。出産や結婚などの慶事の際には黒色の墨を利用するのがマナーです。

薄い墨は絶対に利用しないように気をつけましょう。

 

表書きの上段には「御出産御祝」「御祝」が使用されます。

元々は4文字を避けてこのように記入していましたが、最近では「祝御出産」「御出産祝」なども多く利用されるようになりました。どちらも間違いではありませんので安心してください。

下段には自分の姓、または氏名(フルネーム)を書きます。

夫婦で贈る場合は中心に夫の名前を書き、妻の名前は左に

4名以上の連名になる場合は中心に○○一同と団体名を書きます。

(団体ではない場合は、代表者の名前を中心に書き、左に「外一同」)

連名になる場合は、出資したメンバーの氏名を書いた紙を袋の中に入れ誰からのものかわかるようにしておくのが一般的です。

 

■贈る数について

出産祝いで現金や商品券を贈る場合、「4(死)」や「9(苦)」など縁起が悪いとされる数字の金額は避けましょう

品物を贈る場合も同様に、数が「4(死)」や「9(苦)」にならないように気をつけるのがマナーです。

 

渡す際の注意点は?

■郵送の場合

退院しても、実家に戻っている場合もあるためまず郵送先を確認しましょう。

また育児で大変なため、郵送であっても都合のいい日にちと時間を確認してその日時に郵送するのがおすすめ。

相手にも事前にいつ届くのかをしっかり伝えましょう。

 

■訪問の場合

  • 病院への訪問

最近では、病院によっては面会できるのが家族だけに限られている場合が多いです。

そうでなくても入院中は母子ともに落ち着いた状態ではありませんので、病院に行くことはおすすめしません。

生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力もない状態で病気を持って行ってしまう恐れもあるため、基本的に病院への訪問はやめたほうがいいでしょう。

 

  • 自宅への訪問

産後自宅に戻ってもママさんは慌ただしい日々を過ごしています。

訪問の場合は必ず事前に相手の都合を確認してから訪ねるようにしましょう。

また、相手の家に着いたらまず手を洗わせてもらうことも重要

赤ちゃんはデリケートなため、必ず手を洗ってから触れるようにするのがマナーです。

そして自分に子供がいる場合、できれば幼児は連れて行かないことをおすすめします。

母子ともにまだ弱っている状態ですので、小さい子が訪問するとかえって負担をかけてしまうのです。

できるだけ少人数で、滞在時間も長くて30分程度と短めにするのがママさんへの配慮

無理をさせてしまわないようにこちらから気をつけましょう。

 

ポイント!
  • 事前に都合を確認。
  • 幼児は連れて行かない。
  • 家に着いたら手を洗う。
  • 少人数・短時間で!

 

渡すタイミングを逃したらどうする?

出産した側は生後1カ月ぐらいに出産内祝いを準備するのが一般的。

出産祝いが遅れてしまうと、先様は内祝いを買い足すなどの手間がかかります。

そのため、お祝いを渡すタイミングを逃した場合は1年後の誕生日祝いとして贈りましょう

お祝いの言葉とともに、遅れてしまったことへのお詫びの言葉も添えて贈るとより丁寧です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は出産祝いを贈る時期や相場、マナーについて紹介しました。

出産後は赤ちゃんも免疫力がない状態ですし、ママさんも大変な毎日を送っている状態。

そのためお祝いしているつもりでも、実は負担をかけている・・・なんてこともあるのです。

相手の負担にならないためにも、配慮してお祝いしたいものですよね。参考になれば幸いです。

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